朝、目覚めると…
綺麗な女の子が僕のベッドに
そうかそうなんだ。
夕べ連れて来たんだ。
( ̄。 ̄;)
どうしたらいい?
送って行くか?
とにかくパンでも焼いてコーヒー入れよう。
盆にのせ、持って行くと
もう起きたんだ。
昨日のワンピースに着替えてた、下着もなくなってる。
何にもないけどハムエッグとトースト焼いたから食べて
それから出かけよう。
うちに帰る?
うぅん…
長い黒髪を白く長い指で持ち上げて
斜に構えて、こっちを見上げる。
口紅も付けてないのにピンク色の艶があるふっくらとした唇がとても綺麗。
ワンピースにバイクは、目立つね。
仕方がないか…
六甲でも行く?
六甲山頂に素敵な僕だけの場所があるからそこへ行こう。
(アメリカのレーダー基地昔ははいれなかったけど入ってたわ)
ぐるっと神戸大阪和歌山まで町並みと山が大阪湾をまわってる。
良い天気で良かった。
山頂の芝の上で寝転んで
…
朝の六甲は涼しくて良いね。
爽やかな風が彼女の髪をとかせて
青い空に白い雲がゆったりと流れて
あのさぁ話ししてもいいかな?
由実ちゃんって呼んで良い?
うん
夕べは何処へ行くつもりだったの?
…
まあいいか。
また聞かせてね、話ししたくなったらでいいから。
ここ気持ち良いだろう、なんにもかもがなかったように頭の中からっぽになるからさ。
走ろうか、何処へ行くか決まってないけどね。
山の中を駆け回り夕方になって夕焼けに
もう7時になるなぁ…
家に戻ろう。
帰ったら三ノ宮へ出かけようね、下着とかいるもの買わないとね。
ん?お金?
大丈夫、僕が持ってるから。
三ノ宮を、ぶらぶら。
何か恋人みたい
σ(^◇^;)
彼女は、僕を見てニッコリ。
あっ!はじめてだわ。
可愛いよ。
肌着売り場って恥ずかしいな。
一緒に離れずに、いよう。
買い物も終わり何か食べに行こうと北野へ向かいます。
途中、素敵なワンピースが、あったのでお店に入りました。
すぐさま店員が寄ってきて、あれこれ薦めてきました。
僕は表にあったあのワンピースが気に入ったけどサイズ合うかなぁ?
って言うと試着室へ案内されて、そのワンピースを着て出てきました。
綺麗綺麗だよ!
僕は、店員さんにそれにしますってね。
札外してって着てきたワンピースを袋に入れて貰いました。
白地に真っ赤なバラの花柄
明るく見えて良い感じ。
北野にあるラウンジへ
ジャズの生演奏で食事出来て飲める。
カツサンドとサラダ
小エビのカクテル。
お酒は、大丈夫かな?
何かカクテルを🍸を作ってって、僕はコークハイ(ウィスキーコーク)を注文
女性歌手がジャズを歌っていました。
キャンドルに浮かぶ由実ちゃんは、本当に綺麗だよ。ってね言っちゃった。
11:00回ったね、そろそろ帰ろうか
北野の異人館の道を下り東に歩いて家に戻りました。
由実ちゃん、お風呂に入って着替えしてきたら?って言う。
僕は部屋を、昨日片付ける間がなかったからちょいと掃除します。
パジャマも買ってあげたから、それを着て出てきました。
由実ちゃんちょっと、酔ってるんかな?
頬が赤いわ。
僕はたばこに火を点けてカセットを聴いてると由実ちゃんが僕の肩に頬をのせてきました。
僕は由実ちゃんの腰に手を回し…
冷たいなぁお風呂入ったとこなのに
でも柔らかさが手に感じます。
何も話さずにそのまま音楽を聴いていました。
知らない間に、ふたり眠ってたみたいです。
朝のまたパンと紅茶を、卵はオムレツにしました。
由実ちゃん帰らなくて良いのって聞くと
悲しそうな顔して
頭をカクンとうなづきました。
5日ほど、そんな感じで過ぎていきました。
続く